バイリンガルの育て方ブログ　母国語の重要性

こんにちは。

英語と日本語でバイリンガル子育てをしている1児のパパのMichiです。

このバイリンガルの育て方ブログでは、英語と日本語バイリンガルの子育て・育児について、大切だと思うことを記事にしていきます。我が子をバイリンガル（英語と日本語）にしたいと思うママさん・パパさんに読んで頂きたく思います。

母国語の重要性

皆さん、こどもにとって一番大切な言語はなんでしょうか？

それは・・・　やっぱり母国語です。母国語は、お母さんやお父さん、おじいちゃん・おばあちゃんやその他周りの人に抱っこされたり、おっぱいを飲んだり、ご飯をたべたりしながら自然と身に付いた言葉です。

少し大きくなると、友達と遊びながらどんどん覚えていくことばですよね。私たち日本人も例外なく、自然に日本語を身に着け、日本語を母国語にしています。

ところが・・・

我が子をバイリンガルに育てたい！と熱心に思うママさんの中には、熱心すぎるあまり、母国語で赤ちゃんに話しかけずに英語を話しかけて育児をしている方を街中で見かけます。

これは、完全にバランスの問題なのですが、母国語で話しかける量を極端に減らして英語で話しかけることをしている場合、大きな問題となります。

（バランスが大切なので、母国語でたっぷりと語り掛けをして、それ以外の空いている時間で英語で話しかけることは特別問題ないと思います。その理由は別の記事にて）

ネイティブスピーカーではない日本人のママさんが、「我が家はバイリンガルにしたいから、日常会話は英語だけで話しかける・会話している」という極端な家庭を時として見聞きします。

バイリンガル子育てをしている私が思う事は・・・

「もったいない・・・」

せっかく母国語が日本語なのに、ほとんど日本語を話さずに子育てをするだなんて、全くのナンセンス！ですよ！

バイリンガルの育児をするのであれば、まず大切にしたいことは「母国語を大事にする」という事です。人間は（たとえバイリンガルであっても）母国語でものを考え、母国語で人とコミュニケーションをとり、喜んだりケンカしたりします。母国語を人生のよりどころにして生活することになります。

英語は、早めに身に着ける環境があれば早い方が楽に身につきますが、率直に言いますと、少し後からでも身に着けることはできます。（臨界期という言葉があるように、バイリンガルクラスの英語力を身につけるには、６歳までには英語でコミュニケーションを他人と取る環境を与える必要があります

母国語が貧しい（年の割に語彙がすくない、きちんとした文章で会話ができないなど）という状態は、その国で安心して暮らせる人ではなくなってしまうのです。日本人なのに日本で安心してくらせない！だなんて悲しすぎます。

日本語は世界でも難しいとされる言語

外国人の方に、「日本語は、外国人の方（アジア圏であっても）からすると、とても習得に時間がかかる言語である」と言われたことがあります。

文法が複雑すぎて、勉強をストップしています！という外国人の方も少なくありません。

我々日本語を母国語とする日本人は、文法なんて考えて話していませんよね。それが、ネイティブスピーカーたるゆえんです。完全に大人になってからいくら学習しても、その壁を超えることは、至難の業でしょうね。

なので、世界でも難しいと言われる日本語を母国語としているのであれば、なおさら母国語を身につけるために、まずは母国語で育児をきっちりすることを前提にバイリンガルを育てていきましょうよ。

英語は、後からでも身に着つけることはできますから！

また、母国語の表現力がある方が、間違いなく外国語を習得するスピードや到達点も高いレベルになります。

まずは、ご家庭での育児でお子様に、綺麗で美しい日本語を語り掛けてあげてください。

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